写真や映像をパソコンなしで誰でも簡単に保存して、みんなで楽しめるそんなシーンを実現しました。
テレビ番組録画用ハードディスクでの、再生互換性を保つ新技術「SeeQVault™」(シーキューボルト)に対応。
※「SeeQVault™」は、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した再生互換性のための新技術です。
人気のiPhoneで、TVが観たい。ワンセグ放送の普及と、iPhoneニーズを取り込み、ヒット商品となりました。
2ドライブから12ドライブまで、据え置き型とラックマウントタイプ、Windowsサーバー対応機種など、オフィスのさまざまなニーズにお応えしています。
サプライ商品分野へも事業領域を拡大。各種マウスやキーボード、ケーブルをはじめ、スマホ関連の保護フィルムやケースまで、幅広いラインナップをご用意。
持ち運びたいポータブルHDDだから、もしかの落下時にも大切なデータを守る、衝撃吸収材フローティング構造&耐衝撃バンパーボディを採用。
アナログ放送停波にともなう、地デジ化を全面サポート。
5,000円チューナーの発売や、無償給付の補助対象事業用地デジチューナーを総務省から受注しました。
無線LANの帯域拡大にともなう11a規格へも、どこよりも早く対応。しかも従来の11g/bとも同時に使える便利さを実現していました。
共有のLAN接続ハードディスクに保存した動画や写真を、PCで楽しむだけでなく、TVでも楽しめるようにしました。
大切なデータの金庫番として、RAID1/RAID5に対応。オフィスのデータを安全に一括管理します。WindowsとMacのデータのやりとりも実現。
電源のない屋外で、ノートパソコンでの活用を考えた時、バスパワー駆動が必須でした。ポータブルHDDならではの機動性と便利さを実現しました。
※当社調べ、2001年1月現在。
無線LANがまだ特殊用途であった時代、私たちはその潜在ニーズをいち早く察知し、一般家庭やオフィス用途での商品化を計画。
商品のコモディティ化を推進し、その利便性や将来性を啓蒙し、さまざまな普及活動を広く展開しました。
オフィスの机の上をすっきり・効率化する液晶ディスプレイ。
バッファローはこの分野にもいち早く参入し、接続の容易なアナログ方式から、より高画質を求めるデジタル方式まで、つねにユーザーの求めるニーズに最適なラインナップをお届けしてきました。
オールインワン・パソコンが主流だった当時、必要な機能に絞ったパソコンづくりを提案。
ユーザーが必要とする機能・周辺機器を組み合わせて実現するDOS/Vコンポーネントを提案しました。
当時はまだ周辺機器をトータルに扱うメーカーがなく、相互の互換性の問題がありました。
「システムアップ・ハードディスク」を中心としたトータルなパワーアップ提案で、Windows95への移行を全面的にサポート。
安心のブランド、パソコン周辺機器の総合メーカーとしての地位を築きました。
ハイスピード・大容量のエンタープライズ向けシリーズから、お求めやすいスモールオフィス向けまで、機能で容量で選べるオールラインナップを用意。ビジネスのデータ保存・管理・運用ニーズに幅広くお応えいたします。
MIMO(マイモ) 「Multiple Input Multiple Output」は、複数のアンテナでデータの送信/受信を行う無線LANの高速化技術です。従来無線LANの2倍、108Mbps(理論値)という通信性能が得られ、大容量データの高速通信はもちろん、障害物が多く存在する環境での通信状況の改善にも大きな効果を発揮します。
無線LAN簡単設定システム「AOSS」技術は、ホームネットワークを無線LANで結ぶ中核技術として注目を集めています。すでにさまざまな家電メーカに採用され、ホームネットワークに接続されたすべてのパソコンやデジタル家電商品をワンタッチで接続し、動画や音楽コンテンツが自由に楽しめるホームエンターテインメント環境を実現します。
無線LANの一般家庭への急速な普及にともない、リビングに置いても違和感のないデザインが求められました。そのデザイン性が認められた証、それがグッドデザイン賞の受賞です。無線LANをはじめ、これからのデジタル家電商品と並んで置かれる商品は、ますますデザイン性が求められます。
メモリのリーディングカンパニーとして、つねにいちはやく最新メモリをお届けしてまいりましたが、そうした商品開発の一環として、JEDEC(Joint Electron Device Engneering Council/電子部品の標準化を推進するアメリカの業界団体)のメモリ基板標準化活動にも参画、世界の先進メモリ技術開発にも貢献してまいりました。2002年9月その業績が認められ、JEDECのCHAIRMAN'S AWARDを受賞いたしました。
「LinkStation」 に保存された動画や音楽データは、個別のパソコンで楽しむだけでなく、リビングの大画面TVでみんなで楽しみたい。そんなニーズにお応えしたのがネットワークメディアプレーヤー「LinkTheater」です。インターネットから取り込んだ動画データやデジカメ写真等を、リビングでみんなで楽しむことができます。無線LAN・AOSSにも対応しています。
一般家庭へのブロードバンド導入が進み、家庭内でのネットワーク化に無線LANが一気に広がりました。いちはやい無線LANの普及・啓蒙活動と、豊富なラインアップで一躍無線のリーディングカンパニーに。信頼にお応えし、リーディングカンパニーの責任として、つねにいちはやい提案をお届けしています。
無線LANがまだ高価で、倉庫等での有線配線ができない特定用途向けのニーズに限られていた時に、バッファローは一般のオフィスやご家庭でも活用いただけるように、アクセスポイントや無線LANカードの低価格化を実現。いちはやく無線のメリットや活用提案をお届けいたしました。
当時はまだ高価であった液晶ディスプレイにおいて、10万円を切る低価格を実現し、センセーショナルに市場に参入。パソコンに関する周辺機器をほぼラインアップし、すべてをバッファローブランドで構築できる総合周辺機器メーカへと成長しました。
91年の店頭登録から毎年実施してまいりました株式分割および増配の実績により、97年9月に東京証券取引所から株式投資の魅力向上に貢献したと認めていただき、上場会社優良企業に選ばれ表彰されました。95年にも投資単位引き下げを表彰していただいており、2年連続の栄ある受賞となりました。(1997.9.19)
当時のパソコンはまだ一般的で平均的なスペックのものがほとんどでした。特に業務で使うには余計な機能がたくさん付いているような場合があり、自分の仕事に最適なパソコンが欲しい。必要な機能=周辺機器を組んでパソコンを作れないかという発想でスタートした新事業でした。
DOS/Vコンポーネントパソコンの一環として、ビジネスでの活用において机の上に置く省スペースニーズがありました。液晶ディスプレイの省スペースさにあわせて本体もスリムな筐体のものが求められ、特にクライアントパソコンとしての活用においては、機能も必要なものに限定したミニコンポへのニーズが高かったのです。
ネットワークがオフィスで一般的なものとなった90年代後半、Hubで手軽に増設を拡げた結果、カスケード接続の拡張制限やネットワークの混雑という問題が起こり始めていました。バッファローではそれまで高価であったスイッチングHubのコモディティ化をはかり、こうした問題の解決をはかるとともに、快適なネットワーク環境の構築を提案しました。
Windows3.1の登場とともに、それまでの286マシンのパソコンではパワー不足となり買換えが必要に。しかしバッファローでは、CPアクセラレータ、ウィンドウ・アクセラレータ、外付CD-ROMドライブ等の活用で、古いパソコンでもマルチメディアが楽しめるでのパワーアップ活用を提案。周辺機器の有用性をアピールしました。
Windows95の登場において、今使っているパソコンでのスムーズな移行を、バッファローは周辺機器のパワーアップで提案。対応ドライバのいちはやい開発や、動作環境の確認、各マシンでの具体的なパワーアップ機器の選定等、総合周辺機器メーカとしてWindows95への移行をトータルにバックアップいたしました。
さまざまな周辺機器の中核となる、トータルなシステムアップ環境が実現できるハードディスクドライブを発売。それまではそれぞれの周辺機器専業メーカの商品をユーザが組み合わせて使っていましたが、互換性の問題等があり、トータルなサポートができる総合周辺機器メーカによる安心して拡張できる環境が待ち望まれていたのです。
Windows95への対応ドライバは、いちはやく開発をすすめ、バッファローの主要商品においてスムーズに移行できるように万全の体制で臨みました。当時はまだインターネットでの配布は行われておらず、すべてのドライバをまとめたドライバ集と導入ガイドブックをセットにして、全国のパソコンショップで実費販売いたしました。
Windows3.1の登場で、複数ウィンドウを立ち上げて活用したり、より広い画面で表示したりと、ウィンドウ・アクセラレータの必要性が高まってきました。特に古いパソコンでのWindows活用には必需品となり、バッファローでは、Windows3.1とのセット商品も発売し、Windows環境の普及に努めました。
古いパソコンのCPUをアップグレードして最新の処理能力に変える、CPUアクセラレータを開発。286、386、486マシン用のラインアップを取り揃え、パソコンをより長く、快適に使うパワーアップ提案を行いました。もちろん難しい設定を誰にでも簡単に行えるユーティリティソフトも添付。使いやすさの面でも定評がありました。
新しいパソコンに買換えなくても、CPUをパワーアップすることで、最新の性能や機能を実現する。それがCPUアクセラレータ。当初はCPUのピン配列を変えることでクロックアップによる高速化をはかっていましたが、古い286マシンに486CPUを搭載する商品も開発。さらにメモリとCPUを融合した「ハイパーメモリCPU」も独自に開発。メモリのバッファローならではの商品でした。
さらにネットワークを身近なものにするために、米国で人気のあったピア・ツー・ピアLANソフト「WEB」を添付した「簡単LANパック」商品をラインアップに追加。Windows95で一般的になったネットワークですが、バッファローはそれよりも前にいちはやくオフィスネットワークの提案を行っていました。
ネットワークがまだ高価で一般的でなかった当時、バッファローはピア・ツー・ピアLANという、手軽にパソコン同士をつなげるネットワークソフト「NetWare Lite J」と、LANボードやケーブルをセットにした「簡単LANパック」を商品化。これまでの高い、難しいネットワークのイメージを大きく変える商品となりました。
当時LANボードはまだ高価で、店頭で買う商品ではありませんでした。しかしバッファローがいちはやく提案したピア・ツー・ピアLANでネットワークが身近になり、LANボードももっとお求めやすくすべきと考え、これまでにない安い価格帯で発売しました。品番のLGYは、“LAN激安”の意味でつけられました。
ノートパソコンもLANにつなぎたい。そんなニーズに応えて、98ノートの専用アダプタである拡張バスに装着するLANアダプタも開発しました。機動性のあるノートだから、コンパクトで手軽に取り外しができる構造としています。
ネットワークのHubにも、バッファロー独自の工夫を盛り込んでいます。ポート数不足からHubとHubをカスケード接続する場合があります。そんな場合に上部に積んでスマートにスタック接続できる独自構造を採用。短い専用ケーブルでスッキリ接続でき、デザインだけでなく放熱の面でも優れた特性を持っています。この構造はインターネット接続用のDSUやルータにも採用されました。
ピア・ツー・ピアLANの登場前に、プリンタバッファの派生商品として、細い独自ケーブルでプリンタ共有のネットワークが構築できる“プリンタネットワーク”という商品をお届けしていました。太くて短いプリンタケーブルの取り回しを改善し、広範囲なネットワークを実現する商品として、LAN登場までのネットワーク需要に応えていました。
EMSメモリに対するあらゆるご要望にお応えするために、98シリーズ用のエコノミー機種から最上位機種までをはじめ、エプソンの98互換機用や、IBM PC/AT用、ノート用も98用はもちろん東芝ダイナブック用までを網羅し、豊富なラインアップでEMS市場をリードしてきました。
米国では標準のメモリ拡張方式となっていたEMS規格も、日本ではまだその先進性や発展性に着目しているところはなく、そのEMSの優位性を啓蒙するために、社長の牧自信が広告に出て直接訴える手法をとりました。その反響は大きく、EMSメモリの普及へとつながっていきました。
EMS規格の業界への提唱で、EMSボードといえばバッファローと言われるまでなりましたが、その中でももっとも人気の高かったのが、高機能・多機能を追求した「EMJシリーズ」です。あらゆるニーズにお応えできる“オールマイティの1枚”として、大ヒット商品となりました。
バッファローのすべてのメモリに標準添付されていた「MELWARE」は、メモリドライバとしても高い評価をいただいていました。誰にでも使いやすい“簡単設定プログラム”や、その他の便利機能もたいへん好評で、この「MELWARE」が付いているからバッファローのメモリを選ばれるお客様も多かったようです。
98拡張スロットでのメモリ増設から、パソコン内部のスロットに直接増設する内部増設メモリが主流となってきました。バッファローではこの方式にもいちはやく対応し、しかも“標準サブボード増設方式”というメモリの部分だけが取り外せる独自の増設方式を採用。効率的にメモリが転用でき、メモリ資産をムダにしないとして注目を集めました。
メモリをつねに電源でバックアップし、消えないメモリディスクとして活用できる商品。大容量の消えないメモリで今のハードディスクのような活用ができました。しかもメモリだから高速、夢の外部記憶装置として注目を集めました。しかし、当時のメモリは高価で、80MBで84万円(1991年6月現在)、ヒット商品にはなりませんでした。そしてハードディスクの登場とともに消えましたが、メモリのバッファローだからできた商品でした。
EMSを少しでも多くの方に知っていただき、ご理解をいただくために、EMSメモリの開発物語を漫画でわかりやすく構成し店頭等で配布いたしました。当時の私たちの商品コンセプトをご理解いただけるツールです。PDFで内容を添付しましたので、興味のある方はダウンロードしてお読みください。
プリンタバッファで、一躍パソコン周辺機器分野のメジャーブランドに踊り出ました。そしてさまざまな接続パターン(台数やインターフェイス)にお応えすべくラインアップを拡充。単純な切換機から、データ共有まで実現するペリフェラル・シェアリング機種まで、プリンタの共有なら「BUFFALO」と言われるまでになりました。
多ポートプリンタバッファSXがさらに進化して、プリンタの共有だけでなく、データの共有をも実現する機能を身に付けました。シリアルポートでのデータのやり取りを実現し、パソコン間でのデータ共有を実現。すでにLANの活用提案を行っていました。
プリンタバッファの発売にあたり、商品名を一般公募し採用されたのが「BUFFALO」です。動物の「バッファロー」になぞらえたネーミングで、バッファローが力強く駆けるイメージと当社の躍進するイメージを重ね合わせました。米国で販売されていた商品パッケージには、バッファローの5セントコインがロゴとして付けられていました。
プリンタバッファのラインアップのひとつに、無線を使った機種をすでに開発・販売していました。今でこそ無線のバッファローと言われるほどになっていますが、すでに当時から無線に関する技術を蓄積しており、その実績が今花開いています。
昭和50年、牧が27歳の時に故郷の名古屋に帰りメルコを創業。ひとりで起こしたメルコ(MELCO)は、自宅が事務所兼作業所の“四畳半メーカ”でした。マニア向けの高級オーディオアンプの設計・組み立てを手掛け、大ヒット商品となった、総重量100キロにおよぶ超高級糸ドライブプレーヤーを開発しました。
マニアとのオーディオ談義から開発のヒントを得た、大ヒット商品「超高級糸ドライブプレーヤー」。総重量100キロにおよぶの重量級の筐体は、音質へのこだわりを追求した試行錯誤の結果でした。月産10台程度の予定が、1年分もの注文が一気に殺到しました。
「メルコ」は「牧技術研究所」を意味しています。アルファベットで表す「MELCO」の「M」は創業者 牧 誠の姓である「Maki」、「E」は技術力の「Engineering」、「L」は研究所の「Laboratory」、「CO」は会社の「Company」の頭文字をとり、“技術で勝負”という信念を込めた名前です。
創業者(現)株式会社メルコホールディングス会長の牧 誠は、早稲田大学理工学部大学院で半導体の研究である応用物理学を専攻していました。少年時代からのオーディオ好きで、学生時代も秋葉原の小規模なオーディオメーカでアルバイトをしていましたが、担当していた商品の開発の遅れから、卒業後もその責任を感じそのまま就職することに。しかしいずれは名古屋へ帰り独立をと考えていました。
名古屋・大須のアメ横ビルの一画に、アンテナショップとして「メルショップ」という直営店を出店していました。お客様と接することで、ユーザニーズを肌で感じ、商品開発へとフィードバックしていました。ボーナスセール等では、牧は自ら店頭に立って接客をしていました。
「メルコ」創業期の大ヒット商品となった「超高級糸ドライブプレーヤー」は、ユーザニーズの大切さを学んだ最初の商品。初心を忘れず、バッファローの原点として今も大切に手元に置いています。
自社内でオーディオ商品の開発に使っていたオリジナルのP-ROMライタ(半導体メモリへの書込み装置)。試しに売り出してみたらこれが反響を呼び、メルコのパソコン周辺機器第1号となりました。ユーザニーズの具現化を実現した商品のひとつです。